2019-01-01から1年間の記事一覧
私は経絡の流れなどをベースとしたものではなく、患者さんの動きや癖、構造などを分析して症状を取り除く「整動鍼」というやり方をベースに治療をしています。 症例報告を挙げますと、30代男性 電気技師 主訴: めまい及び左腕の重さ 3ヶ月前から原因はわから…
私は経絡の流れなどをベースとしたものではなく、患者さんの動きや癖、構造などを分析して症状を取り除く「整動鍼」というやり方をベースに治療をしています。 症例報告を挙げますと、 50代女性 会社員 主訴: 右の腰痛 引越しの準備のために重い荷物を持ち上…
過度な緊張を取り除いて動きを整えるのが整動鍼です。痛みの局所にアプローチすることなく、痛みの症状に対応することができます。 関節や筋肉から痛みを感じている時は、普段と同じように動くことができません。こんな時、一般的には「痛いから動けない」と…
私は経絡の流れなどをベースとしたものではなく、患者さんの動きや癖、構造などを分析して症状を取り除く「整動鍼」というやり方をベースに治療をしています。 症例報告を挙げますと、 50代女性 会社員 主訴: 右側の腰痛 排卵期から生理中にかけて腰が痛くな…
僕は経絡の流れなどをベースとしたものではなく、患者さんの動きや癖、姿勢などを分析して症状を取り除く「整動鍼」というやり方をベースに治療をしています。 症例を挙げますと、30代男性 美容師 主訴: 腕の痛み(肘から親指にかけて) 職業柄、腕を酷使する…
整動鍼との出会いはクルーズ船で働いていた時に遡ります。 クルーズの日程は7ー10日間であることが多く、その中で結果を出すことが求められます。中国の鍼のスタイルは痛みが戻ってきたとしたら、痛みが戻る前にもう一度来いということで、毎日とか1日2回乗…
先日、来年1月末をもって今のクリニックをやめるというか、正社員という立場から自営業者としての契約に切り替えるようにクリニックに伝えました。 子供ができると色々なことが変わります。住む場所、生活する費用などなど。 結婚して1人が2人になった時は住…
名前: 吉村 潤 出身地:兵庫県神戸市 資格:鍼灸師、あん摩マッサージ指圧師 趣味: 美術鑑賞及びコレクション、クライミング 連絡先: 2000yosimura@gmail.com ウェブサイト: https://2000yosimura.wixsite.comjunjapaneseclinic プロフィール: 神戸大学国際文…
2週間に一度来て頂いている患者さんがいます。 始めはお酒を飲むと頭痛が出て、何をやってもうまく取れないということで来院されました。 色々なことをストレスで片付けるのは簡単ですが、構造的にどうして頭痛が取れないのか色々考えてアプローチすることは…
1) 人は見えていないところがある 右側の坐骨神経痛及び脛骨沿いに歩行時に痛み。右足親指にしびれ。 視覚を6方向で左右の目をそれぞれ確認(右の上横下、左の上横下)したところ、右目で左横が見えていない(指鼻試験)。つまり、左横を見るときに、右下肢全体…
先週無事に子供が生まれました。 朝6時半に陣痛が来て、15時8分に出産。8時間半かかった初産は悪くはない時間のようです。 ずっとそばにいましたが、24時間以上かかった妊婦さんもいる中で割に苦しくなく産まれたように思います。 もちろん彼女は本当に痛か…
お題「どうしても言いたい!」 子供が今月中旬に生まれます。妻のお腹はとても大きくなり、今は最後の最後だからなのか、左右に拡がり下に詰まっていっているように思います。 イギリス、特にロンドンは世界の民族といっても過言ではないくらい様々な人種が…
治療をどういう形で進めていくか。 それは患者さんがどういう治療を求めていくかによるのだと思います。 例えば、ギックリ腰や寝違えの時に来られる方は、痛い時にだけ来てそれ以外は来られない。 とても凝ったなぁと感じた時に来られる方もいれば、定期的に…
鍼灸師になって1年目に僕はクルーズ船で働き始めました。 3年間の学生生活で鍼灸学や解剖学、生理学などの基礎を修了して国家試験をパスし、晴れて人前で鍼灸師、あん摩マッサージ指圧師として名乗れるようになって8ヶ月後の12月。 僕はカリフォルニア…
迷って迷って迷って、探して探して、決断して打つ。 鍼治療ってこの繰り返しです。 たかが肩こり、されど肩こり。 「こんな腰痛すぐに治せるな。」と思ったのに、全然良くならないぞ。。。 こんな日々を繰り返しながら、「どうしてここに痛みがあって、痛む…
施術を365日していると、時々試練というようなものがやってきます。 日本にいるときに受けたセミナーで講師の方が言っておられた言葉があります。 「ある良くなった患者さんが、紹介してくださった患者さんの症状が良くなった症状より難しいことがある。…
患者さんの身体および症状があるなら、それがどうすればよくなるかは「何故それが起きたか」がわかればよくなるはず。 それはどういう尺度であっても(理屈では)いいはずです。つまり、脈の診断を基にしたものとか、椎骨のズレを基にしたもにとか、などなど。…
その1の続きです。 http://acupuncturistontheship.hatenablog.com/entry/2019/03/08/032931 前の記事を見ると、時々同じことを考えてるなと思います。自分をやっぱり運命論者だと思ってるんだろうな。。。 で、運命論者ってどういう意味だろうと思ったら、…
昔はとても簡単だったそうですが、今はとても難しくなった、イギリスで働くということ。 僕は2012年にクルーズ船で働き始めましたが、その時28歳。海外で働いてみたいということでイギリスのワーホリに申し込んだもののあえなく落選したので(イギリスは他の…
お題「マイブーム」 左右差というのが最近気になっています。 どうして右が痛い人もいれば左が痛い人もいるのだろう。手が痛い人もいれば足が、肩が腰が痛くなる人がいるのだろうか。 それがわかれば苦労しません汗 でも、原因があるはずです。 今回はノープ…
ご贔屓にしていただいている患者さんから僕の施術の特徴をうまく表現していただきました。 「先生は関節の隙間を見つけて施術するのが得意ですね。」 自分の施術の強みって何なんだろうとずっと考えていました。 人より強く揉むことに抵抗はない(強く揉むの…
この症状にこのツボが効きます! という謳い文句を、仕事柄よく耳にするというか、どうしても治療業界、しかも鍼の業界に携わっているとピックアップしてしまいます。 どの業界でもよく使われる言葉なんてのがあり、IT業界にいる人は違う謳い文句をよく耳に…
文章っていろいろな書き方があると思うんですが、最近気になったのが、自分の感覚を伝えるか、状況を客観視して伝えるかということです。 例えば怪我をして血が出たときに、自分の感覚で書けば「道端で転んで怪我をした。膝からどろどろとした赤いものが流れ…