ロンドンの、船上の鍼灸師の日記

2012年から客船で鍼師として働いていましたが、2017年からロンドンで治療家として働いています。治療のこと、クルーズのこと。色々綴っていこうと思います。ウェブサイトはこちら。https://www.junjapaneseacupunctureandshiatsuclinic.com/

2016-02-01から1ヶ月間の記事一覧

次も船に乗るのか その4 ロンドンを選ぶまでの道のり

その条件を述べる前に、そこに至るまでの道のりを書こうと思います。 実は船に乗る前に、海外で鍼灸師として働くことは出来ないのかと色々情報収集をしていました。 もう四年近く前の話になります。 その当時はまだ30歳未満だったので、ワーキングホリデービ…

次も船に乗るのか その3 どういう選択肢があるか

陸地で働くが、日本ではない。 まあつまりは海外なわけです。 実は船を降りる数ヶ月前から、次はもう乗らないと決めていたので、アンテナを張り始めていました。 海外にいる友人に聞いたり、サイトをしらみつぶしに見たりなど... しかし、30歳を越えて就労ビ…

次も船に乗るのか その2 どうして船に乗ろうと思ったか。

そもそも、どうして船に乗りたかったのか。 それをまず考えることにしました。 「世界をもっと見てみたい。」 そんな月並みな気持ちもあります。 でも、本当は違います。 「将来も日本に居続けることが不安」 と言う、とてもネガティヴな発想から私は船に、…

次も船に乗るのか その1 なぜ船に乗りたくなくなったか

2012年の12月から約3年、合計4回会社と契約して船で働いてきました。 契約の終わり頃になると、次はどうするのかマネージャーに聞かれ契約を更新してきました。 今までは、もう一度船で働き世界を見ようという気持ちが毎回芽生えていたのですが、今回はその…

なぜメキシコ人は英語を話せるのにスペイン語を話すのか?への考察 その2

「私たちはメキシコ人なんだ。どうして英語を話す必要があるんだ?」 この答えを聞いた時、私はまず「日本人ならこういう回答はしないよな。と思いました。 日本人には英語を話すことに対する憧れ、逆の見方をすれば話せる人への劣等感があるように思います…

なぜメキシコ人は英語を話せるのにスペイン語を話すのか?への考察 その1

私が働いていた船は、飛鳥のような日本の船ではありませんでした。 オーナーはイタリア生まれのモナコ人ですが、船での公用語は英語なので、アメリカ人、イギリス人を中心に世界中からゲストが来ていました。 その中で、個人的に興味深かったのが南米人特に…

ウォシュレットが懐かしかった日々 その2ー さあどうするか

2012年の12月から船で私は働いていますが働く前から、海外にはウォシュレットはないと聞いていました。 まして、自分の船室なんてゲストじゃあるまいしないのは当然だろうなと考えていました。 でもその一方で、やっぱりウォシュレットは欲しい。 どうしたも…