ロンドンの、船上の鍼灸師の日記

2012年から客船で鍼師として働いていましたが、2017年からロンドンで治療家として働いています。治療のこと、クルーズのこと。色々綴っていこうと思います。ウェブサイトはこちら。https://www.junjapaneseacupunctureandshiatsuclinic.com/

2016-06-01から1ヶ月間の記事一覧

人と深く繋がりたいか、広く繋がりたいか

人と深く繋がりたいか広く繋がりたいか。 治療家という職業を選び、どうしてその道を選んだのかを考えた時にそう思うことがあります。 私は満25歳になる歳で鍼灸学校の門戸を叩きました。 それまで、歌手になってみたいなぁとか写真家なんてのも楽しそうだな…

人が在ることへの感動 おざけんへの想い ライブにこと寄せて

(あらすじ)6月上旬に行ったおざけんのライブを振り返る 当日の会場にはびっくりするぐらいのお客さんがいて、彼を好きな人はいっぱいいるんだなと実感。 女性が多かったですが、男性それも1人という私のようなのはあまりいませんでした。。。 こういう生の…

おざけんと船の思い出 ライブにこと寄せて

6月上旬、大阪 Zepp Namba。 おざけんこと小沢健二のライブに行ってきました。 初めて彼を知ったのは大学生と遅かったのですが、「球体の奏でる音楽」や「LIFE」などよく聞いていました。 私には「おざけんバイオリズム」というのがあり、聴くときは聴くけど…

人をみることは人が「絵を描く」その衝動の源に触れることかもしれない 頭蓋に触れる3

前回書いた頭蓋から仙骨までをつなぐ硬膜の呼吸(ここでは第1呼吸とします。ちなみに第2呼吸は肺を通して行う呼吸)の下の層にはミッド・タイド、さらに下にはロング・タイドという呼吸の層があり、ロング・タイドへ近づくほど、その生命体が持つ存在そのもの…

頭蓋骨からさざなみを触れる 頭蓋に触れること2

(あらすじ)6月上旬に参加した「頭蓋」のセミナーのまとめ まず、硬膜へのアプローチから。硬膜は頭蓋骨の内面(骨膜の内側)だけでなく、大脳鎌、小脳鎌、小脳テントという3箇所が頭蓋内に硬膜の中隔(しきりみたいなもの)としてあります。今回は代表的な頭蓋…

頭蓋骨からさざなみを触れる 頭蓋に触れること2

(あらすじ) 6月上旬に参加した「頭蓋」のセミナーのまとめ まず、硬膜へのアプローチから。 硬膜は頭蓋骨の内面(骨膜の内側)だけでなく、大脳鎌、小脳鎌、小脳テントという3箇所が頭蓋内に硬膜の中隔(しきりみたいなもの)としてあります。 今回は代表的な頭…

頭蓋骨からさざなみを触れる 頭蓋に触れること2

(あらすじ) 6月上旬に参加した「頭蓋」のセミナーのまとめ まず、硬膜へのアプローチから。 硬膜は頭蓋骨の内面(骨膜の内側)だけでなく、大脳鎌、小脳鎌、小脳テントという3箇所が頭蓋内に硬膜の中隔(しきりみたいなもの)としてあります。 今回は代表的な頭…

頭蓋に触れること

6月4・5日と「頭蓋」のセミナーに行ってきました。 そこで学んだことを自分のメモも含めて綴っておこうと思います。 頭蓋? どうやって治療するの?? とみなさん思われるかもしれません。 もし頭の中を治療できたら、素晴らしいだろう。 そう思われる方もい…

「現代アート」のまやかしとそれが示す「正しさ」。棒人形がアートに見えてくるからくり

運転していたら聞こえてきたラジオでの一コマ。 新商品を紹介するコーナーで、ある方(仮にAさん)が車内の携帯スタンドを紹介していました。 すると、相手の方(Bさん)が、「単なる棒人形にしか見えませんね。」との激辛コメント。 言うなぁこの人、と思ってい…