AIが人間に興味がないのは、人間が他の動物に興味がないのと同じなのかも1
人工知能は将来人間の活動にどんな影響を与えるのか。
私たち治療家の業界では触診の研究が進んでいるそうで、もしロボットが人間のように人に触れることが出来るようになれば、何がどのように変わるのだろうと勝手にわくわくしています。
高級なマッサージ機は、下手な人間のマッサージより気持ちいいらしいとも聞いたことがあります。
その一方で、人工知能が私たちの今の仕事が奪われるなどの懸念も噂され、今後どうなっていくのか予想もつきません。
私は、人工知能がこういうことを将来するだろうと想像した範囲は全部現実で起こるだろうと思っています。
それどころか、想像以上のことが起きると思っています。
例えば、人間の医師以上に、コンピューターはMRIなどの画像からガンなどの腫瘍を見つけられるそうです。
今はそのコンピューターの診断をもとに医師が、そのガンにたいしどう対処するかというステップですが、コンピューターに医師がどう判断するかの情報が蓄積すれば、その判断もコンピューターでできるのでしょう。
病院で患者の顔を見ずに画面だけ見て会話するのがどうなんだと言われていますが、あれは、医師という人間がする必要はなく、コンピューターであれぐらいはもうできることを物語っているなと感じています。
他にも、今、有機食品の配達員をやっていて思うのは、自動運転が現実化すれば、トラックのドライバーは確実に必要とされなくなるなということです。
配送業にとってやはりネックになるのは人件費です。
配達員にかかる人件費が抑えられるようになるなら、配送会社の上層部は喉から手が出るほど欲しいと思います。
私がその立場なら絶対に欲しいですし。求人などを出す必要もなくなるなら、様々な手が省けるので、一石多丁でしょう。
その流れは抵抗して止められるものではなく、もう今からの将来、そうなるものと仮定して自分がどうその仮定の中で生き残っていくかを考えていかないとどんどん貧しい側に追いやられていくなと思います。
で、今回のテーマです。
以前テレビで、誰かは忘れましたが、人工知能を研究している方が、「人工知能が人の職を奪っているかどうかなんて人工知能自体は全く興味がない。」
と、言っていました。
なるほど、そういう意見もあるなぁと思って心に留めていたのですが、その意見を思い起こすドキュメントを見ました。
NHK教育の「ハートネットTV」でやっていた「優生保護法」に関するものです。
続きは次回に。