治療に対する考え方
*English is after Japanese それは何と言うか、海外でこの仕事に携わって思うのは、東洋医学に期待を持っている人は必ず大勢いること。 そして、自分たちの考え出した医学(中国が起源ですが、日本も長い歴史があります)に興味と自信を持って欲しいなと思い…
*English is after Japanese 痛みの定義や度合いは人それぞれですが、全世界の人が基本的に"痛みとは何か"を主観的ながら知っています。 そうした観点に立つと、日本人だから効く何てのはなく、全世界においてある症状のこの場合はこう治るというのがあって…
*English is after Japanese つまり、どの地域でも、自然物がある形に似ていたら、それに名前をつけようとするということです。 それは国籍や宗教、はたまた人種を超えた共通項のように思います。 この現象は面白いと個人的には思います。なぜなら、宗教が対…
*English is after Japanese 以前のクルーズで2つカリブの洞窟を巡りました。1つはBarbadosのHarrison cave、もう一はCuraçaoのKueba do Hatoです。 これらの経験を通して面白かったのが、洞窟の内部に対する印象の持ち方です。 つまり、日本で秋芳洞を巡っ…
*English is after Japanese関係を1度白紙にできたら。治療中に様々な方の話を聞いたり、自分の人生を振り返った時にそう思う時があります。でも、人生における失敗やしがらみ、複雑に絡まったものの先に今の私や皆さんがあり、どれだけ外からアドバイスをし…
*English is after Japanese 一方で、船は定期的に患者さんが総入れ替えとなるため、そういう発展はしません。なので、人づてで(7ヶ月の契約なので、前乗った友人から評判を聞いてというのは何度かありました)くるというのは基本ありません。 それはそれで、…
*English is after Japanese 客席で働いていて思うメリットの一つは、色々な人を診ることが出来るなぁということです。 開業している方を何人か知っていますが、長年続けていると、よくも悪くも自分にとって相性がいい人が患者さんとして集まってくるように…
*English is after Japanese これは独り言みたいなものなので、わかりにくければ申し訳ありません。 治療家としてまだまだ未熟者ですが、最近思うのは、ある症状を持つようになった原因はわかるが、問題はそれをどのように戻していくか、また、戻った状態を…
*English is after Japanese人によって体調の崩れ方は違います。胃腸にくる人もいれば、睡眠に来る人、はたまた痛みがでる人などなど。その初めに出る症状が、自分の身体で弱いところと考えて下さい。逆に言えば、そういった傾向を知ることが、自分の体調の…
*English is after Japanese 時差ぼけがあった上に、ジムやフィールドホッケー、ヨガをしたのがたたったのか、ルガノに滞在していた時、身体に少し疲れが溜まっていたようです。 首や顔、腕に湿疹ができました。病院に行ったり、お医者さんから薬をいただい…
*English is after Japanese 先日、日本人の方で大学で音楽を教え・演奏されている家に滞在させて頂きました。面白い話を聞いたので、時間がある時に書いていこうと思います。何かを専門にされている方はどうしても、ある姿勢を長くすることが多いので、特定…
*English is after Japanese 「口~肛門を身体のトンネルと考えれば、体外の状態が体内の状態だ」とは私の先生の言葉。部屋が汚いと心も荒れていると言われますが、上の観点からあながち外れていないと私は考えます。部屋をきれいにしておくことが、もしかし…
*English is after Japanese臓器と部屋は似ていると考えています。臓器は細胞が集まって出来ています。例えば、肝臓は肝臓の細胞が集まって、肝臓になっています。一方、部屋の片付けは同類のものを集めるという行為です。本棚はその典型で、本という同じ分…
*English is after Japanese 2)身体の動かし方の共通点 ではなぜゴルフの動きで歌舞伎のポーズを教えられたのか? 当たり前ですが、動きに共通点があるからです。 ではなぜ共通点があるのか? 私は身体の動かし方の核に差はないからだと考えます。 体幹は前…
*English is after Japanese 1)スポーツとイメージ 例えば、腕をあげておろして再びあげて下さい。と指示したらどうしますか? これには正確な統一した答えはありません。何故なら無制限にあるからです。 私はゴルフをイメージして伝えました。でもこれは野…
*English is after Japanese 先日テレビで歌舞伎役者の親子が出演していました。 その中で、お父さんが「歌舞伎のあるポーズを教える時にゴルフのフォロースルーでもって教えた」と言っていました。 このくだりを聞いた時に、気づくことがありました。 1)ス…
*English is after Japanese 高齢者を治療していると、操体法をする時「腰をこのように動かして下さい。」と伝えても思うように伝わらないことがあります。 同じことを中年世代に伝えたら、私の指示通りにしてくれます。 この差は何なのか。 考えた答えは、…
*English is after Japanese つまり、噛み煙草によって一時的に作り出された喉周辺の乾燥状態は別に水を他から足す(飲む)必要はない。 その乾燥の慢性化したものがドライアイや乾燥肌につながるわけですが、それも水の偏在の結果であり、遍在を整備し、目へ…
*English is after Japanese 先日、噛み煙草(メジャーリーガーが試合中噛んでつばを吐いてるのは噛み煙草によるもの)を試す機会がありました。 タバコは吸わないので、タバコの作用はわかっても実際どう感じるかわかりませんでした。 でまあ、噛み煙草を吸う…
*English is after Japanese ものにぶつかり過ぎだと言われました。確かに、私はものにぶつかるのです。 一方で、私は空気が読めないと子供の時から言われています。 この2つが繋がるなと、なぜ「ものにぶつかるのか」を考えてから思いました。 ものに自分…
*English is after Japanese 同じ景色や作品を見ても、人によって着目する点が違う理由は、自分がそこに着目する人生・選択を送ってきたからです。 ならば、私に何かが起きた理由やその起きたことの解釈もまた私の選択に原因があるのではないかと考えていま…
*English is after Japanese ホ・オポノポノをご存知ですか? 帰国して最初に読んだのがこれについての本で、ハワイの伝統療法に連なる治療法だそうです。 自分の周りに起きたことは自分の問題として考え、 「ごめんなさい、許してください、ありがとう、愛…
例えば、誰かの目をみて何か感じたことがありますか? ある患者さんをみた時に、「深い海の中にいるみたいだ」と感じたので、それを伝えるとその通りだと言われたことがあります。 また、治療中に泣き出される方も大勢います。 神秘の定義は人によりますが、…
*English is after Japanese 東洋医学は現実的な医学。神秘的なものではありません。 東洋医学はこういう脈だとこんな状態、こういうお腹だとこんな状態というのを学び、病態を把握する学問です。 つまり、患者さんの身体の情報を集めるのが仕事です。 その…
*English is after Japanese. 学生時代、ある先生から「どういう状態・反応が身体にとって正常か知っとかないとだめだ。」と言われました。 言われた時は何となく意味はわかっても腑に落ちてませんでした。 でも臨床経験を積むようになり、「いかにその人の…
* English is after Japanese. 私が持っている資格は鍼師、灸師、按摩マッサージ指圧師です。言ってしまえば、色々な技を用いて治療をすることが出来ると言えると思います。 学校に入った当初は東洋医学でもって人を治すんだ!と思い、古典や人気の鍼灸師の…