次も船に乗るのか その4 ロンドンを選ぶまでの道のり
その条件を述べる前に、そこに至るまでの道のりを書こうと思います。
実は船に乗る前に、海外で鍼灸師として働くことは出来ないのかと色々情報収集をしていました。
もう四年近く前の話になります。
その当時はまだ30歳未満だったので、ワーキングホリデービザを用いてどこかで働けないか。(ワーキングホリデービザと言うのは30以下であれば、特定の国で働くための就労ビザが貰える仕組みのことです)
そう思ったのです。
カナダ、オーストラリア、アイルランドなどなど。
調べるも、医療の資格というのは国ごとに医療のシステムが違うため日本の資格がそのまま適用されることはまずありません。
情報を集めれば集めるほど、現実はそんなに甘くないなぁと思う中で、唯一日本の資格で鍼灸業を行えるのがイギリスだとわかりました。
ただ問題が1つ。
イギリスのワーキングホリデービザは、カナダなどのように申し込めば全員取得できるものではなく、抽選なのです。。。(以前は先着順だったとのこと。)
毎年年初にあり、申し込んだものの落選。
年に一回しかその抽選はないので、来年に持ち越しになったと言う経緯が昔ありました。
今に話を戻すと、ある日本人の方が経営されてる鍼灸院がロンドンにあり、鍼灸師募集と言う記事を見つけたので思い切って申し込んだら、なんと前向きに検討したいただけことになったのです。
その鍼灸院は、実はワーキングホリデービザ取得を考えていた時からここで働けたらなぁと考えていた場所なので、非常に嬉しく、また、縁を感じました。
それで、その3の最後に話を戻すことになりますが(話が右往左往して申し訳ありません)、検討していただく上で、1つ条件があったのです。
それは次回に。