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英国の、船上の鍼灸師の日記 the diary of acupuncturist on Great Britain, cruise ship

2012年から客船で鍼師として働いていましたが、2015年はイギリスで働くために有機食品の会社で働き、2017年からロンドンで再び治療家として働いています。治療のこと、クルーズのこと、食べ物のこと。色々綴っていこうと思います。

船で初めて診た患者さん その2 初めてのエンバケーションデー(乗船日)

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船ではエンバケーションデーと言う日があります。

日本語で言えば、「乗船日」、つまり、ゲストが船に乗ってくる日です。

その日はゲストを迎えるために各部門が各部門ごとにゲストを迎えるウエルカムデーとなります。

特に私たちスパ(私が働いていた会社では、鍼はマッサージなどと一緒にあり、スパのコースの1オプションと言う位置付け。サロンとフィットネスもあります)はその日にとてもエネルギーを注ぎます。

理由は簡単で、その日は1番予約が取りやすくかつ、クルーズの早めに来てもらえれば、クルーズの終わりにもう一度来てもらえるかもしれないからです。

かつ私たちは完全歩合制。鍼師私だけなので気持ちはまだ楽ですが、マッサージセラピストは3、4人いるのでゲストの取り合いになります。

初めて乗船した日は、その日に船に着きそのまま船に初めて乗った人のための初心者講習があったため、エンバケーションデーでゲストを迎えることは全く出来ませんでした。

次にドリルと言う避難訓練に訳も分からぬまま参加。(ライフジャケットを着てゲストを避難ボートまで誘導したりします。)

で、その日の昼からスパで勤務開始。色々なことがめまぐるしく動き、時間があっという間に過ぎていきます。

と、思ったらマネージャーから一言。

「ゲストがあなたの治療を予約して待っているわ。」

私はスパのことについて何も分からぬまま、施術を迎えることになったのでした

続く。。。