(リアル)南極でアドベンチャーワールド
今週のお題「激レア体験」
お題「#おうち時間」
こうも家で時間があるとクルーズで働いていた時の写真をどうしても見返してしまいます。
もうクルーズ船での鍼師の仕事を離れて3年以上になりますが、実は大体クルーズって行くところが決まっています。
1)カリブ海(年中どこかのクルーズ船が小さなカリブの島に停泊しています。今はわかりませんが…)
2)アラスカ(夏のアメリカのメッカ)
3)地中海(夏のヨーロッパのメッカ。行かれたことがある方もいるのでは?)
4)オセアニア(すいません、あまり知りません)
大体この4つなんじゃないのかなと思います。東アジアや東南アジアを巡るクルーズ船も随分増えました(今年および数年は減るだろうな)。
中型から大型のクルーズ船(乗客3ー6千人ぐらい)は大きくて身動きが取れないので、大体上記の場所にいます。
ただ、僕が好んで乗っていた小さなクルーズ船(一番小さいので550人)はそういう大きなに飽きた方や、あまり人が行かないところに行きたい!というニーズに合わせて、普段人が行かないところを巡ります。
何度かこのブログで書きましたが、silverseaという6つ星のクルーズ船(Silver spirit )とholland americaという5つ星のクルーズ船(prinsendom)鍼師として働いていた時、夏は地中海を巡りましたが、冬は南米を1周しました。どちらもフロリダからフロリダの約60日間。
なぜなら南半球は北半球が冬なら夏だからです!ちなみにsilver spiritはロサンゼルスからハワイ、オセアニアに行ってロスまで帰ってくる60日のクルーズと隔年で冬のクルーズを回していました。
さて南米クルーズ。僕は2度も南米を巡りました。給料は別にして(出来高制のため)、一生の思い出です。
カリブを少し巡って、フレンチギアナ、ブラジル、アルゼンチン、ウルグアイ、南極と南米の南まで来てチリ、ペルー、コロンビア、パナマ海峡ときてカリブを少し巡り、フロリダへ。ブラジルではアマゾン川の大都市マナウスやリオではカーニバルを堪能しましたが、やはり一番の思い出は南極です。
だって、そう人が行ける場所じゃないです汗
南極へは特別な許可がないと降りられない(大陸の微生物を持ち込んで南極の生態系を壊さないようにするため)ので、僕らは南極大陸を遊覧しました。
「大きい氷」と思い浮かべて、みなさんはどれぐらいの大きさのものを想像しますか?
小さな仏像しか見てこなかった人が奈良の東大寺の仏像を見たときに、「なんじゃこりゃ!」と言いたくなるように、南極には想像以上に大きい氷の壁があります。
しかも、水の上に浮いています。
これは実際に見ないときっとわかりませんが、非常に変な感覚です。
南極はやはり不思議な感覚を持ってしまいます。白と黒しかない世界は美しいです。
周りは僕らの船と大陸しかもちろんありません。ただ、ここに来た理由はクジラなど南極で生活している動物を観ることでもありました。
はしゃぎすぎた僕は、むちゃくちゃ寒かったんですが、ジャグジーに入ったりしました笑
翌日は晴れて、氷の大地がよりはっきり見えました。
人生でもう一度行けるのか。いけないのか。
次は大陸に足を踏み入れたいな。
#南極 #クルーズ #南米