英国の、船上の鍼灸師の日記 the diary of acupuncturist on Great Britain, cruise ship

2012年から客船で鍼師として働いていましたが、2015年はイギリスで働くために有機食品の会社で働き、2017年からロンドンで再び治療家として働いています。治療のこと、クルーズのこと、食べ物のこと。色々綴っていこうと思います。

船で初めて診た患者さん その1 若く見られてしまうアジア人

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ご存知の方も多いかと思いますが、アジア人はえてして若く見られがちです。

私は今年32になりますが、20代前半とさえ言われたこともあります。

治療家にありがちなのが、若いとみられると、この人は未熟だと思われて信用されないため、鍼を打って自分としては効果が出たと確信を持っても、相手は私に対する印象からかそこまで効果を感じてもらえないと言うことです。

船で働き始めた当初は、英語もままならないためなおさらです苦笑

「あなたは鍼師を何年やっているのか?」と、聞かれることがありました。

思うように結果が出てなかったことが続いた時にふと、この質問は私を幼く見ていて不安だから聞いてきているケースもあるなと気づきました汗

それに気づいてから、自分のキャリアを3年盛るようにしました。

つまり、「鍼灸師になって何年」と答えるのではなく、「東洋医学の世界に携わって何年」と答えるようにしたのです。

この3年というのは、国家資格を取るために通った学校の年数であり、まあ嘘はついていません笑

たかが3年、されど3年。

自分が船で働き環境に慣れてきたことも相まって、同じような意図を持って質問をしてきたゲストに対しても結果が出せるようになってきました。(結局、盛ったから結果が出たのか、環境慣れたから結果が出たのかは正直わかりませんが、そういうことで余分なストレスを少し減らせたのは事実です)

上記のような余裕を本当に持てたのは、船で働き始めて4ヶ月ぐらいからでしょうか。契約は1回目で8ヶ月だったので、半分終わったぐらいです。

それまでは、英語が話せないし聞き取れず、船に馴染むのに必死でした。(その辺は改めて書こうと思います。)

タイトルに戻ると、じゃあ初めて診た船の患者さんをどうやって治療したのか。

それはまた次回に。