英国の、船上の鍼灸師の日記 the diary of acupuncturist on Great Britain, cruise ship

2012年から客船で鍼師として働いていましたが、2015年はイギリスで働くために有機食品の会社で働き、2017年からロンドンで再び治療家として働いています。治療のこと、クルーズのこと、食べ物のこと。色々綴っていこうと思います。

人の肩書きを話すことで自分を魅せようとする人

こういう人に出会ったことはないでしょうか。

ネットワークビジネスの成功者、芸能関係
の方などと会ったり治療したことがあるのですが、そういう方々にこういう傾向がある人が一定数いるなと感じます。
むしろ、これは人の心を揺さぶるためにテクニックなのでしょう。人より心理的に優位に立つための有効な手段一つだからです。

あるトピックにおいて、自分を見せる?魅せる?ために、自分より有名などこどこの誰それを知っているなどなどと話す。

私もあるビジネスセミナーに参加した時に興味がなくなり早退しようとした時に、講演者が私がシルバーシーで働いていることを引き合いに出し、こういう人も私のセミナーに来ているというような言い方をしていました。
その人とは、セミナー前に数分ほど知人から紹介を受けただけなのに。。。

そういうような話の場合、ふかく突っ込んで聞いても、暖簾に腕押しじゃないですが、何も学べないことが多い。
なぜなら、その人にとってはそれ以上の経験がそこにはなく、言葉が生きていないからです。

例えば、別の船で働いている友人と話をした時のことです。
NOBUと言うレストランをご存知でしょうか。
日本人が和食とスパイス融合させて作った創作料理で、カリフォルニアから始まり今や全世界で展開している高級レストランです。

その方と「オーナーのNOBUと知り合いだ。」と言うゲストが多いと言う話になりました。
しかし、知り合いと言う意味は非常に曖昧で、NOBUさんも相手のことを知り合いと思っているとは限らない。
でも、当人としてはNOBUと知り合いだと言うのが、一つのステータスなのでしょう。
なので言いたくなる。

カリスマ美容師に髪を切ってもらっていると言う話も、全てではなく、初めのすこしだけ切ってもらった。と言うのも聞いたことがあり、NOBUさんと似たような話です。

正直に言いますと、少なくとも鍼灸師になる前の私はそうだったなと思います。

きっと不安だったのでしょう。
でも、鍼灸師になり、その辺りの意識が自然と変わってきました。

それについては次回に。

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アレクサンダー大王の時代、紀元前に騎士がつけていた兜。
なぜ、金のマスクがついているかは、わからないそうです。