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英国の、船上の鍼灸師の日記 the diary of acupuncturist on Great Britain, cruise ship

2012年から客船で鍼師として働いていましたが、2015年はイギリスで働くために有機食品の会社で働き、2017年からロンドンで再び治療家として働いています。治療のこと、クルーズのこと、食べ物のこと。色々綴っていこうと思います。

自己主張の仕方

先週日曜に放送された「ぼくらの時間」を見ていました。
眞鍋かをりさん、一青窈さん、たかのてるこさんが出ておられて、それぞれの旅の考えや自分自身に対する考えを述べておられた。すごく生き生きとしてました。
きっと彼女らは日本の社会だと自己主張が強いと言われるんだろうなと思う。

その一方で、日本に比べて海外(特に欧米)は自己主張が強いと言われます。
客船は規模にもよりますが、スパでは最低でも常に5カ国以上の人が働いています。全乗組員を合わせると1回目の契約では50を越えていた気がします。
その環境に慣れているのか、別に僕は彼女らの自己主張が強くないというかそんなもんだろうと思ってみていました。

2年弱の経験しかないですが、自己主張の仕方は国の地域によって微妙に違うと思います。
特に東欧の人達は独特で、全体を考えるというよりは特に自分のことを考えて主張するという傾向が強いように感じました。(その自己主張の仕方は西欧地域出身の同僚でも違和感を感じていました。)

前回の契約で1度だけウクライナ人の夫婦が鍼灸の治療を受けに来てくれたので、思い切って、「なぜ全体を考えずに自分の主張をするの?」私の質問をぶつけてみました。
すると、「そういう社会なんだ。強くないと、主張しないと駄目な社会なんだ。」との回答。そして、「もし日本にいたら、みんなあんな性格にはならないと思う。あんなに安全な国はない。」とも言っておられた。

それを聞いて以来、感覚的に何か腑に落ちたのを覚えています。環境が性格を作るんだと改めて認識しました。
東洋医学では気候が病気を生むと言われますが、自分の居る環境が知らない間に自分を形成しているんだなとつくづく思います。