動植物にはあって、絵の具や色鉛筆にはない色
オーガニックの食材を扱う店で働き始めてすごく感じることです。
例えば茄子。3月の終わり頃から私の勤める会社では扱い始めました。(夏から秋の食べ物とばかり思っていましたが、場所によってはもう育つところがあるのだと知りました。)
その茄子の紫の色が、スーパーに並んでいるものより、本当に濃い。
絵の具や色鉛筆で表現される紫は、なんだろう、幼い・未熟な感じがします。
私がみた紫は、艶がある紫で黒に近い。けれどもその黒の要素が紫の存在を引き立たせている印象を持ちます。
それは無農薬・減農薬で作ることで、野菜が自分たちで育とうとする、その強さが色に出るのか、はたまた全然違う要素なのか。
わかりません。
工場で人工的に作る野菜を非難するつもりはないですし、どれだけ避けようと思っても遺伝子組換え作物を私は想像以上に摂っているのは間違いないことでしょう。
昨今やたら宣伝されているサプリだって、あれが天然由来であっても、それを包むカプセルも天然のものなのか。。。
などなど、言い出せばキリがありません。
とはいえ、あの紫を見た時に、少なくともこれが自然で育った食べ物の色・存在感などだと感動しました。
よかったら1度、無農薬の野菜を手にとってみてください。