外国の船で働くのに〇〇ができないと・慣れないと。。。 その1
3年船で働いていると、日本人は一般的に英語が話せないと思われているからか、「あまたは英語がうまいね。」と時々言われます。
「どうやって英語を勉強したんだ?」とも質問されましたが、「なんとなく」としか答えられません。
留学もしたことはありませんし、三菱重工時代も、ビジネス英語を日常的に書いていましたが、会話はからっきしダメで会話の後に必ず証拠として会話のやり取りで決まったことを確認するために先方へメールを送っていました。
こう書くと、「お前は頭がいいからそうできたんだ。」と思う方もいるでしょう。
確かに、船で働く前に英会話学校に通いそこの試験をパスし、また、勤めていた会社のスパの針セクションのマネージャーのインタビューもパスをして船に乗ることができました。
だからでしょう、自分でも何とかなると思っていました。
でも、現実はそんなに甘くない。
入って1ヶ月は全く船の生活に慣れず、正直何回も泣きました。
1000人を超える乗組員の中で日本人は1人だけ。
スカイプやフェイスブックなどで日本に住んでいる家族や彼女、友人とメール電話などはできますが、全く違う環境に突如放り込まれると言うのは初めてだったので、毎日が悪戦苦闘でした。
留学していればそれに近い環境を味わうことができたのかもしれませんが、先ほど書いたようにしたことがないので、異世界に住むというのはこういうものなのだと実感しました。
大変だったのは幾つかありました。
1) 英語
2)船という環境
3)コミュニティ
一つづつ追って話していこうと思います。
続きは次回に。