読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

英国の、船上の鍼灸師の日記 the diary of acupuncturist on Great Britain, cruise ship

2012年から客船で鍼師として働いていましたが、2015年はイギリスで働くために有機食品の会社で働き、2017年からロンドンで再び治療家として働いています。治療のこと、クルーズのこと、食べ物のこと。色々綴っていこうと思います。

頭蓋に触れること

f:id:acupuncturistontheship:20160611071036j:plain

6月4・5日と「頭蓋」のセミナーに行ってきました。

 

そこで学んだことを自分のメモも含めて綴っておこうと思います。

 

頭蓋?

どうやって治療するの??

とみなさん思われるかもしれません。

もし頭の中を治療できたら、素晴らしいだろう。

そう思われる方もいることでしょう。

 

色々なアプローチで頭の中を治療しようと私たち治療家はします。

占い師さんやコンサルタントなんかも広い意味ではに含まれるかもしれません。

 

ですが、私たちと他の仕事のかたとの違いは私たちは相手の身体に触れるということです。

つまり、心理的のみならず肉体的に私はその方に近づく、なんなら侵入するということです。

今回そういうことを深く感じました。そのことについては改めて、書いていこうと思っています。

 

話を戻して頭蓋。

 

脳を含めた身体は私たちが生きてきた、その生の中で心理的に肉体的に様々なことを経験

します。

それは私たちの脳と身体に刻み込まれています。(例え私たちが覚えていなくても。その理由の1つは私たちは忘れたいと思っているかもしれないから。でも身体は覚えています。)

 

手足や体幹に触れることでその記憶をリセットできるかもしれない。

例えば私が東洋医学にどっぷり浸かっていた時、「鬱や不眠にこのツボを使う」という文章を読んだり、また、東洋医学的な診断(例えば脈)を下して、その数多ある鬱や不眠に効くツボに鍼をしていました。

 

でも、そのやり方で本当に患者さんへ効果をあげることができるのか。また、自分の盲信という名のフィルターを通さずに自信を持って患者さんに説明ができるか。

という壁にぶつかりました。

 

そこで出会ったのが、内臓や頭蓋に触れて治療をするというオステオパシーの分野。

細かく説明すると、頭にある硬膜が頭とお尻の骨(尾骨)まで繋がっている。

また、脳を流れる脳脊髄液やそことも繋がる脳の静脈の循環がある。(脳硬膜は硬膜静脈洞形成部以外は結合しています。)

その2つに着目し、それらを改善させていこうというものです。

 

今回参加した「頭蓋」はそういった内容のものでした。

2年ぐらい前にその存在を知り、鍼だけの視点からさらに複合的な視点を持つことができ、施術に幅をもたせることができるようになったのですが、今回は改めて勉強し直すことでブラッシュアップさせようと思いました。

 

続きは次回に。