英国の、船上の鍼灸師の日記 the diary of acupuncturist on Great Britain, cruise ship

2012年から客船で鍼師として働いていましたが、2015年はイギリスで働くために有機食品の会社で働き、2017年からロンドンで再び治療家として働いています。治療のこと、クルーズのこと、食べ物のこと。色々綴っていこうと思います。

船の同僚が大阪に来航した その1‏ あなたはどこに案内しますか?

数ヶ月前、船で仲の良かったスパのマネージャーから連絡がありました。

「乗っている船が大阪に泊まるから会おう!」

私は船で三年働いていましたが、友人と呼べる人は数人しかできませんでした。
その中の1人がやってくる。
しかも船で。

船員の国籍は様々です。世界中からやってきます。
ですので、「また会おう!」という言葉は現実味があるようでない。
日本にいる友達ですら中々会わないわけですから、外国にいるとなると尚更です。

しかし問題が1つ。
もし、外国人の友人が日本に来たら、どういうところを案内しますか?
それはつまり、もし私が外国に行ったらどういうところに行きたいかと同じような問いになります。

私はひねくれ者なので、いわゆる観光スポットにはあまり行きたくないし、連れていきたくもありません。
でも今は、ブームのように外国人が日本の様々な文化に触れる番組が数多く放送されています。中には私が知らなかったものまで笑
それらを参考にしつつ、プランを考えました。

1)伏見稲荷→2)三十三間堂→3)行けたら清水寺→4)メイド喫茶→5)お好み焼き
というもの。

無難に行きつつ、日本の変な部分もみせられればと思ってこのプランにしました。

就航は朝の9時。
9時過ぎに着いたら、すでに船が!
船の名前は「Silver Shadow」。私が乗っていたのは「Silver Spirit」で、その兄弟ということになります。
今までシンガポールを拠点にアジアを巡っていましたが、夏はアラスカを中心とするクルーズ船となるため、極東を超えるために日本を訪れているのです。(カムチャッカ半島などもこの後巡るそうで、本当に羨ましい。。。)

私がちょうど着いた時に、入港許可をくだすために海上警察みたいな方々が船に入っていくところでした。
南アフリカ出身のネルマリー(私の友人の名前です)から「下船には1時間ぐらいかかる。」と事前に聞かされていたので
、小一時間待つことに。
10時前になるとクルーズディレクターから放送が。「10時15分からのツアーの方が優先的にチェックを受けて下さい。」

???
どういうことか尋ねると、「乗客全員が本人かどうかをチェックして、その後初めてビジターは乗船できるとのこと。」

さあいつになったら、船に乗り友人に会えるのか。。。

続く

 

私が乗っていたSIlver Spirit。カリブに浮かぶターコス諸島より。

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